富士山〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】富士山(ふじさん、英語表記:MountFuji)は、静岡県(富士宮市、裾野市、富士市、御殿場市、駿東郡小山町)と山梨県(富士吉田市、南都留郡鳴沢村)に跨る活火山である。標高3,776mの日本最高峰(剣ヶ峰)であるとともに、日本三名山(三霊山)、日本百名山、日本の地質百選に選定されている。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。1952年(昭和27年)に特別名勝に指定された。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】富士山の優美な風貌は、日本国内のみならず日本国外でも日本の象徴として広く知られている。芙蓉峰(ふようほう)・富嶽(富岳、ふがく)などとも呼ばれる。古来より霊峰と呼ばれ、富士山を開いたのは富士山修験道の開祖とされる富士上人であると伝えられる(『本朝世紀』)。富士山は多くの人々の信仰を集め、村山修験や富士講といった一派を形成するに至る。江戸時代後期の1800年(寛政12年)まで富士山は女人禁制であった。富士山麓周辺には観光名所が多くある他、夏季には富士登山が盛んである。富士山の登山は最古の富士登山道である村山口から発展した。山頂は最暖月の8月でも平均気温が6℃しかなく、ケッペンの気候区分では最暖月平均気温が0℃以上10℃未満のツンドラ気候に分類される。〜ワールドメイト〜
富士山のゴミ問題の実状(2000年頃)〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】「ヒマラヤを富士山のようにするな」と、ある世界的に有名な登山家が言ったそうです。近年、エベレストなどに多くの登山隊が入山するようになり、テントや食料などが放置されてしまう状況を憂えての発言。その悪い例えに富士山の名前が持ち出されるほどに、富士山のゴミ問題は世界的に有名な話なのです。実際に富士山を登山をしてみればよくわかりますが、至る所にゴミが捨てられています。わざわざ岩陰に隠すように捨てられた空き缶などもあります。観光気分のせいか、ゴミや吸い殻を気軽に捨ててしまう登山客が後を絶たないは非常に残念なことです。富士山では夜間に登山する人が多いので、暗いからつい捨てちゃったりするわけです。岩陰に隠すようにして捨てているゴミを見ると、なんだかなあ〜って感じです。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】山頂には霊水の湧き出る「銀明水」という井戸があり、その回りを囲ってあるのですが、その中にまで紙コップやゴミが散らかっているという有り様。もちろん、それらはそのまま放置できないので、毎シーズンごとに大がかりなゴミ集めが実施されます。だからと言って捨てていいわけがありません。肝心なのは自分が持ち込んだゴミは持ち帰る。たったそれだけのことなんですけどね。それからタバコのポイ捨ても多い。喫煙者の方は、ぜひ携帯灰皿を持参してください。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】山小屋では持ち込んだゴミの処理は引き受けてくれません。そりゃそうだ。ゴミを麓へ下ろすのにもブルドーザー代や人件費がかかるんだから。自分が持ちこんだゴミを山小屋のゴミ箱に捨てようとして、山小屋の従業員に注意されて、気まずい思いをする人もいるようですけど、あまりにも大勢の登山客のゴミをいちいち無料で引き受けていたら、商売になりませんからねえ。(山小屋が自分の所で売ったものについては、もちろん引き受けてくれます)。持ち込んだゴミは各自持ち帰りましょう。そういうことです。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】時々、自主的に登山道のゴミ集めをしている人を見かけます。本当に尊い素晴らしい行為だと思います。しかしながら、中には集めたゴミを山小屋へ持ち込み、その後の処理を託そうとする人がいるそうです。山小屋としては善意で集めたゴミだけに(特に気だての良いご主人が経営している山小屋では)仕方なく受け入れる場合もありますが、そのゴミの後処理は山小屋の負担になるわけです。ゴミを下界へ降ろすためには人件費などのコストがかかります。山小屋へゴミを託した本人は「ああ、今日はとても良い事をしたなあ」と自己満足に浸って良い気分になれるわけですが、しかし実際上は迷惑を山小屋へ押しつけただけです。どうせゴミ集めをするのであれば、集めたゴミを下界まで運び降ろす覚悟でやってください。〜ワールドメイト〜
富士山のゴミ問題〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】「富士山が世界自然遺産になれないのはゴミのせい」という言葉が世間に広まってから随分と経ちますね。富士山周辺は年間3000万人の観光客を集め、五合目を訪れる人も年間300万人以上にのぼります。さらに、年間30万人が登山するという、日本一、いや世界一ポピュラーな山でもあります。訪れる人々も登山者や家族連れだけでなく、最近では外国からのビジターの姿も多く見られます。それだけに、たくさんのゴミが出ているのは事実です。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】でも、富士山の五合目以上、つまり登山者が多く利用する登山道周辺では、ゴミをみかけることはほとんどなくなっています。ボランティアや山小屋の方々の努力によって清掃が行なわれ、ゴミが取り除かれました。何よりも、登山者自身がゴミを捨てず、ゴミ袋を携行して持ち帰るというマナーが徹底してきたためでもあります。青木が原の遊歩道を歩いてみても、ほとんどゴミがないことに驚かれるでしょう。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】しかし、残念ながらそれ以外の道路わきには、数多くの様々な「ポイ捨てゴミ」が少なくないことに気づかれるでしょう。富士山の山麓や富士五湖には国道や県道、細い林道に至るまで、道路が網の目のように通っています。こうした道路のすぐ側には、紙くずやたばこの吸い殻、空き缶、ペットボトルなどが散乱しているのが目につきます。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】問題はポイ捨てゴミだけではありませんでした。まだ、公害問題や産業廃棄物などの問題に関心が低かった昭和40年代以前には、心無い業者や観光客、そして一部の地元住民によって、山麓の林の中や青木が原樹海などに、ゴミが投棄されていました。ダンプカーなどでまとめて捨てられていったと思われる建設廃材や一般廃棄物、自動車やタイヤ、ブリキ缶から感電池、そしておもちゃや家庭用品などに至るまで、多くのゴミが樹海の中の穴や沢などから見つかっています。家電リサイクル法が施行されてから捨てられたとみられる家電4品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機)やパソコンの不法投棄もありました。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】かつては、PCB(ポリ塩化ビフェニール)などの有害物質を含む製品が珍しくはなく、感電池などには水銀が使われていました。過去に投棄されたこれらの危険物質は、何十年もの間、雨によって流れでて、土壌や水を汚染続けてきました。かつては日本を代表する名水だった忍野八海の水も、今は飲むことが勧められません。また、分解しないプラスチック類や割れたガラス片などが、森のリスやモグラなど、多様な野生動物を危険にさらしてきたのです。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】こうした山麓のゴミも、富士山クラブやその他のボランティア団体、地元の人たちの手で、かなり減ってきています。特に大型のゴミは、大分取り除かれてきました。それでも、大勢で入れないような林のなかなどには、まだまだ取りきれていないゴミが残されているというのが現状です。富士山のゴミ問題は解決に向かって大きく前進しましたが、まだ、ゴールにたどり着いてはいません。〜ワールドメイト〜